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【巻き爪は一人ひとり違う】「痛み」を最優先に考えた巻き爪ケアの症例をご紹介

「巻き爪だから広げれば治る」と思われる方も多いですが、実際には巻き爪になる原因や痛みの原因は人それぞれ異なります。今回は、複数の要因が重なった難しい症例をご紹介します。
今回のお客様は、長年巻き爪に悩まれ、他店でも何度か補正を受けては再発を繰り返していました。また、過去に母趾へ重い荷物が落下し、皮膚科で爪を剥がす処置を勧められたものの、麻酔の痛みが非常に強く、それ以来「爪の処置が怖い」という不安を抱えておられました。
初回に爪を確認すると、Ω(オメガ)型と呼ばれる強い巻き爪で、爪の幅も非常に狭く、爪の端が皮膚の奥深くまで食い込んでいました。しかし、長年の刺激によって側爪郭(爪の横の皮膚)が厚くなっており、目で見ただけでは陥入している部分が分かりにくい状態でした。
さらに、側爪郭には軽い炎症やタコが形成されており、爪も非常に厚く硬いため、通常より慎重な対応が必要でした。また、母趾以外の爪には爪白癬も疑われたため、今後は皮膚科で検査・治療をお願いする予定です。
今回の施術では、無理に大きく爪を広げることは行いませんでした。補正中も痛みが強く、途中で休憩を挟みながら少しずつプレートを装着し、皮膚への圧迫を最小限まで軽減することを優先しました。
通常であれば両母趾で約1時間の施術ですが、この日は約3時間かかりました。それでも無理に進めず、お客様の痛みや表情を確認しながら慎重に施術を行ったことで、安全に補正を終えることができました。
また、お客様は軽度の心不全や膝の痛み、外反母趾・扁平足などもあり、歩き方や足への負担も考慮する必要があります。靴は専門家が選定したものを使用されていました。

