「なかなか改善しない爪剥離」半年間のケアで左右均等な健康爪へ

本日は、半年間にわたり定期的にケアを続けてこられた、あるお客様の症例をご紹介します。

目次

お悩みの現状と背景

お客様は普段、車椅子での生活を送られており、室内の移動やリハビリの時だけわずかに歩行をされるという状況でした。

当初、両足の母趾(親指)には広範囲にわたる「爪の剥離(はくり)」が見られ、特に右足の内側がなかなか改善せず、左右のバランスが崩れている状態が続いていました。

専門家としてのアセスメント

爪白癬(爪水虫)などの菌の反応はなく、原因はあくまで「物理的な要因」にあると分析しました。

ご本人は「あまり歩いていない」と仰っていましたが、観察を続ける中で見えてきたのは、車椅子に乗っている時の姿勢でした。

座っている際、無意識に足を踏ん張ったり、フットレスト(足載せ台)に対して母趾に強い圧力がかかる癖があったのではないかと推測されます。

半年間の地道なケア

鬱病を患っていらっしゃることもあり、ご本人に「歩き方を直しましょう」といった過度なアドバイスやプレッシャーを与えることは控えました。

私が行ったのは、徹底した「対症療法」と「環境整備」です。

溜まりがちな爪下の角質を丁寧に取り除く(クリーニング)

爪が肉を圧迫しないよう、適切な長さを維持する

爪床(爪の下の皮膚)が健康に保たれるよう整え続ける

魔法のような一瞬の解決策はありません。

ただ、爪が生え変わるサイクルに合わせて、物理的なストレスを一つずつ取り除き、爪が本来の場所に密着できるのをじっと待ち続けました。

ようやく訪れた変化

そして半年が経過した今日。

あんなに頑固だった右足の剥離が消え、ついに左右均等な美しい爪の形が戻ってきました。

特別な指導をしたわけではありません。

ただ、お客様の「今ある不快感」に寄り添い、地道なクリーニングを繰り返した結果、爪自らが健康な姿へと戻ってくれたのです。

結びに

「これくらいなら我慢できる」という小さなお悩みでも、半年、一年と積み重ねれば大きな変化に繋がります。

爪のトラブルにお悩みなら当院へ

巻き爪でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。お客様一人ひとりの状況に合わせて、最適な治療計画を立てさせていただきます。

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