爪白癬治療後の経過報告:超高齢者の方の巻き爪ケア
はじめに
今回は、前回に引き続き、爪白癬治療中の超高齢者の方の右足の爪の経過についてご報告します。
爪白癬治療3ヶ月後:新たな課題
爪白癬の内服治療が終了し、約3ヶ月が経過しました。新しい爪が生えてきているものの、爪の色が思っていたよりも良くない状態です。
この原因としては、
- 超高齢であること
- 爪白癬の治療開始が遅れたこと
- 外反母趾による第2趾への影響
などが考えられます。
爪の断面画像と状態分析
画像を見ていただくとわかるように、爪下に何層もの角質が堆積し、爪全体が厚くなっています。また、爪先と健康な爪の境界が不明確なため、スプーンなどの器具を用いて慎重に爪床から剥がれている部分を測定しました。
その結果、約1.5cmの爪を切除することになりました。
爪の剥がれとリスク
爪が剥がれている部分は、水分や栄養が行き届きにくく、乾燥して硬くなり、巻き爪を引き起こすリスクが高まります。
そのため、この部分を除去するか、補正器具を用いて痛みを緩和するか、どちらを選択すべきか非常に難しい判断が求められます。
今回の施術と今後の展望
今回は、新しい爪が生えてきていることを考慮し、爪白癬の影響を受けた部分を切除することを優先しました。
次回の訪問は約2ヶ月後を予定しており、その間に伸びた爪の状態を確認し、補正器具の使用を検討する予定です。
まとめ
超高齢者の方の巻き爪ケアは、様々な要因が絡み合い、非常に複雑です。今後も、お客様の状況を細かく観察し、最適なケアを提供していきます。
巻き爪でお悩みの方へ
巻き爪でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。お客様一人ひとりの状況に合わせて、最適な治療計画を立てさせていただきます。
出張範囲は、大阪の吹田市、豊中市、茨木市、東淀川区が中心ですが、他地域でお悩みの方もお気軽にお問い合わせください。